2016年6月25日土曜日

子猫の貯金箱、9月リニューアル予定です。

皆様

1,はじめに〜3ヶ月を振り返って

子猫の貯金箱へのご支援ありがとうございます。
しっぽの会のおばさんです。
子猫の貯金箱開始から3ヶ月が過ぎました。
この間おかげさまで合計21匹の子猫を保護し、うち16匹についてはすでに無事に新しいお家に送り出すことができました。
短期間にこれだけの子猫を救うことができたのも、ひとえに皆様からの暖かいご寄付やご支援のおかげです。改めて感謝申し上げます。


さて、去る3月に5匹の乳呑み子が現れ、必要に迫られて始めた「子猫の貯金箱」ですが、



貯金箱第1号みつばちズ、マンション前に捨てられていました。





最近関係者の間で子猫の保護、里親さん探しに限らず、貯金箱としてもう少し活動の範囲を広げるべきではないかという気持ちが強くなっています。
具体的には、子猫が生まれるのを防ぐためのTNR、成猫であっても人によく慣れていて里親さんが見つかりそうな猫の保護などです

最近猫cafe calmが保護したあじさいズがいた地域は、すでにご報告している通り、非常に多くの未手術の猫がおり、子猫も次々生まれています。この状況を放置したまま、生まれてくる子猫だけを保護して(それもうまく保護できるのは一部にすぎません)満足しているわけにはいきません。




未手術猫の多い地域で生まれたあじさいズ




また、子猫に限らず、成猫であっても家猫になれそうな場合は、ウィルス検査、不妊手術などを施して里親さんを探してやりたいと思います。


2,今後に向けて〜リニューアルの方向

そこで今後の進め方を以下のようにしたいと考えています。
これまでは子猫の里親探し、保護費用という趣旨で募金活動をしてきましたので、現在いただいているご寄付の多くは、その趣旨に賛同してくださったものと考え、当面は子猫の保護費用に限定して使わせていただきます。
その後、今年9月には「とよなか猫犬貯金箱(仮称)」へとリニューアルしたいと思います。(名称に犬を入れるのは緊急に保護の必要な犬があった場合にも対応できるようにするためです)。そのような活動を進めるため、協力者の方も募っていきたいと考えます。
TNRについては、豊中市の助成金、どうぶつ基金の野良猫無料手術チケット、大阪猫の会の一斉手術などを活用することで、費用を抑えるようにします。
あじさいズ保護地域のTNRは現在計画を進めており、来週から実施します。当面、大阪猫の会の一斉手術で5匹分の枠をいただきました。




あじさいズ保護地域でのTNRに向け、Hさんが揃えてくれた捕獲器

組織についても少し変更があります。あにまるライフはこれまで長年TNRなどの活動を組織として進めてこられています。そこであえて貯金箱という枠組みで同じような活動をする必要はないであろうということで、組織としては貯金箱から抜けられることになりました。子猫の貯金箱は、しっぽの会、猫cafe calm、および個人ボランティアで運営していきます。あにまるライフさんは、豊中市で活動されてきた経験豊富な団体ですので、今後もいろいろご協力を仰ぎながら進めていきます。

少し活動の幅を広げることになりますので、一層のご協力よろしくお願いいたします。





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