2016年3月17日木曜日

「とよなか子猫の貯金箱」募金活動開始のお知らせとご寄付のお願い


皆様、いつも暖かいご支援、ご協力ありがとうございますm(_ _)m
私たちはこれまで豊中市において、動物愛護、動物と人のより良い共生をめざして、虐待・遺棄された犬や猫の保護、猫の去勢・不妊手術、里親探しなどを行ってきた団体・個人です。
この度私たちは、地域で保護された子猫の命をつなぎ、あるいは野良猫にさせない活動を支えるため三者共同で「とよなか子猫の貯金箱」という募金活動を始めることにしました。そのきっかけは、最近豊中市の某所に放置されていた、生後間もない5匹の子猫です。



今年3月8日、豊中市内のとあるマンション前で5匹の目も開いていない子猫が放置されていました。野良猫が出産するような場所ではありませんでしたので、誰かが捨てにきたものと思われます。そのままほっておけば間違いなく衰弱死してしまうでしょう。知人を通じて連絡を受けた猫カフェcalm店主が、見捨てることもできず保護、現在も授乳、排泄の世話などをしています。

猫café calm◎ベビにゃん5兄弟、保護です◎ - 2016.03.09 Wed

猫café calm◎保護っ子ベビにゃんたち、経過報告です◎ - 2016.03.13 Sun




保護した日にちなんで、「みつばちズ」と呼ばれることになったきょうだい5匹、2、3ヶ月になる頃には里親さんを探す予定です。動物の好きな方は「助かって良かったね」と思われることでしょう。しかしことはそう単純ではありません。
この5匹が2、3ヶ月で里親探しができるようになるまでにかかる費用の問題です。
生後間もない子猫を保護して里親探しをした人たちの経験では、1匹あたりの経費はおおむね以下の通りです。
検診、検便など最低限の医療費  3000円程度
猫ミルクや離乳食   30,000円程度
里親探しのためのエイズ・白血病検査とワクチン  7000円程度

合計1匹あたり4万円程度かかります。これに加えて風邪や下痢など、子猫にありがちな症状が出れば、治療費が必要です。5匹の子猫では20万円近くの費用がかかるという計算になります。
今後里親さんが見つかった場合、その方にも多少のご負担はいただきますが、あまり大きな金額をお願いすると、里親さんが見つかりにくくなる、というのが実情です。最初に猫を見つけた方もカンパしてくださっていますが、必要経費全額を出す余裕はありません。



これまでも私たちはしばしば遺棄された子猫や、野良猫の子で里親の見つかりそうな子猫を保護してきましたが、費用の多くが保護した個人の持ち出しになっています。しかしそのような状態では保護活動を長期に続けることは困難です。またそのような形で猫を保護した者のうち何人かは、病気や障害などがあって里親さんの見つからなかった猫をそのまま飼うことになり、今後は新しく子猫を保護することができにくくなっています。
こういった子猫を保護する個人の費用負担が軽くなれば、活動を継続しやすくなり、協力してくださる人も増えるでしょう。

そこで今後は「みつばちズ」のように、どこからも保護費が出ない子猫を保護した場合には、その費用を賄うため、募金活動を行っていこうということになりました。
これによって、失われてしまうかもしれない命を少しでも多く救うことができるでしょう。また「みつばちズ」よりも大きくなっている猫の場合であれば、人に慣れる可能性の高い、子猫のうちに保護して里親探しをすることで、野良猫を減らすことにもなります。

皆様方におかれましては、どうかこの趣旨をご理解の上、ご寄付くださいますようお願いいたします。

ご寄付の振込先は
ゆうちょ銀行 記号14090  番号 32069721
にお願いいたします。(ゆうちょ銀行の口座をお持ちの場合、ATMで送金すると手数料が無料になります。)

振込のご連絡や、ご支援のメッセージをくださる場合はこのブログのメールフォームからお願いいたします。
またお店などに貯金箱を設置していただければ、大変ありがたいです。現物支援で、猫ミルク、子猫用離乳食などのご寄付も受け付けております。子猫の成長に合わせ、必要物資は変化します。必要物資のお問い合わせ、送り先についてもこのブログのメールフォームからご連絡ください。

今回、「みつばちズ」へのご寄付は3月から4月の間にお願いいたします。
今後、ご支援の必要な子猫が保護された場合は随時ご報告、ご協力呼びかけをさせていただきます。なお保護費はいつも不足しておりますので、ご寄付はいつでも歓迎です。

子猫の成長の様子、募金活動の状況、会計などについてはこのブログの他、猫café calm豊中しっぽの会★あにまるライフ豊中★のブログやメンバーのSNSでお知らせしていきます。
子猫の命をつなぐために皆様のご協力をお願いいたします。

*(なお「子猫の貯金箱」では、募金活動へのご協力の連絡、支援物資送付についてのご連絡のみ受け付けております。子猫保護などのご相談は受け付けておりません。
またこの募金活動をしている団体、個人は、それぞれの仕事や家事、家族の介護などをしつつ、しばしば費用も個人の持ち出しで保護活動をしています。「猫がいるけど自分はお金も労力も提供できない、そちらでなんとかしてくれ」というようなご相談はお受けできませんのでご了解ください。

募金活動呼びかけ: 

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